とこやの叫び?(part1)
年度末には別れがつきものでしょうか。
我が部署にも、今年度で退職される方がいます。
今回の退職は事実上のクビ、
人が人を動かすという、なんともいえぬ後味の悪さを感じた一件でした。
あぁぁああ、愚痴。愚痴です。
『王様の耳はロバの耳』というお話がありますね。
王様の耳がロバの耳の形をしているという
秘密を知ってしまった街の床屋は、どうしても黙っていられず、
穴を掘ってそこに向かって叫びました。
わたしも、そんな心境よ。
クビになるAさんが、お客様に伝えるタイミングを考えていました。
Aさんは同僚のBさん、Cさんにその日を伝えました。
わたしにも、Cさんからその日が伝えられました。
わたしは、誰かに言う気にもなれず、心にしまっておきました。
ある日突然、上司(この人だけ男)から電話がありました。
「Aさんが、○日にお客様に辞めることを言うそうだが、知っているか?」
聞かれたわたしは、「あぁ、チラッと聞きましたねぇ」と。
「僕は、BさんとCさんから報告を受けたんだけど、2人が言うには、
『Aさんがお客様に何を言うかわからないから心配だ』と言うんだ」
Aさんに会社にとって不都合なことを言われるのは困ると思った上司は、
わたしに、
「その日にAさんと一緒にいて、何を言ったのかあとで報告してほしい」と。
わたしはスパイみたいなことをするのはイヤだから、
BさんかCさんにお願いできないのかと交渉したのだが、
わけのわからぬ理由で却下され、スパイわたしが誕生。
その日は他に大事なことがある日なのにー(怒)。
いちばんムカついたのは、BとCです。
わたしから見たら、寝返るような態度。
それをサラッとやってのけるキミたちはスゴイヨ。
むしろ不気味です。
(つづく)