わかる人はいる
「電車のホームに吸い込まれそうになる」
と話していたお方に出会う。
大宮エリーさん。
この方、東大の薬学部出身なのだが、
動物実験でネズミがかわいそうで
注射が打てなくて困ったとのこと。
他にも会社を辞めた経緯とか
「やりたいことがない悩み」とか
共感できる部分が多々ありました。
何を隠そう、この方とわたし、同い年なのですよ。
大学生のころ
「ホームに吸い込まれそうになるんだよねー」
と言うと、
不思議そうな顔をしていた友人を思い出す。
電車通学だったわたしは、いつも
ホームの奥の方で電車を待っていた。
どうしても座りたいときは、
命がけで最前列に立つのですよ。
この苦労がわかる人がいて、
ちょっと嬉しくなった日でした。
この世界には、
自分をわかってくれる人が
必ずいるのだと思いたい。